大家の想い ウイングコート

The landlord's voice

野菜の差し入れや芋ほり大会も!

「物件づくりは、コミュニティづくり」これが私の信条です。入居を希望される方とは、契約前に必ず私自身が直接お会いするようにしています。転勤で、忙しくて福岡に来れないという方のため、福山まで面談に行ったこともありました。煩わしいと思う方もいるかもしれませんが、大家として顔が見えるお付き合いをすること、入居する方と信頼関係を築いておくことは、必ず、その後の「住みやすさ」にも影響します。進学や就職で初めて一人暮らしをする場合も、大家が事前にお会いすることで、親御さんの安心感がまったく違います。
入居者のみなさんと顔が見えるお付き合いをつづけているおかげで、生活のサポートもしやすくなり、ありがたいことに気軽に私自身にご相談をしていただいている状況です。趣味で無農薬・有機栽培の野菜作りをしていますので、そこで採れた野菜を入居者の皆さまには無料でお配りしています。朝採れ野菜ですからね、皆さん喜んでくださいます。
そういえば、畑で芋ほり大会もしています、お子様連れの家族だけでなく、若いご夫婦にも「久々に自然に触れ合えてリフレッシュできた!」と好評です。5月に植えた安納芋が大きくなってきましたので今年もする予定です。

「大家のプロ」でありたい

私が大家としてコミュニティづくりにこだわる理由は、自分の体験からです。ウイングコート天神南の管理を任された当初は1階に事務所を構え、常駐して建物を管理していました。毎日、共有部分の掃除をして、入居者の皆さまと挨拶を交わす。そのうちに自然と親しくなり、交流が生まれ、少しずつ建物内の雰囲気があたたかくなってくる。「ここは大家さんがいつもいてくれるから安心」なんて言ってくださる人もいて、家というものは、その空間だけでなく、まわりのコミュニティも含めて価値があるものなのだと実感しました。
そして2003年、ウイングコート次郎丸を新築。価値ある物件をつくりたいと設計にはこだわりました。建築士とコンセプトから話し合い、14室のうち12室が角部屋という贅沢な仕様に。利益率より、住民の皆さまの満足度を、優先したかったんです。管理物件は2つに増えましたが、毎日必ずどちらかの物件に足を運び、自ら責任をもって清掃やメンテナンスを行っています。廊下で会った入居者さんと何気ない世間話をすることもありますし、私もそんな時間を楽しんでいます。そこで入居者のニーズを知ることもありますから「プロの大家」になるためにも大事な時間なんです。入居者さんに求められていることは何か、大家のプロとは何か…還暦を過ぎた今もずっと考えています。今や大家業は、私の天職ですね。

ウイングコート次郎丸

住 所 福岡市早良区次郎丸3-27-21
アクセス 地下鉄七隈線「次郎丸」駅 徒歩10分
西鉄バス「次郎丸団地」停 徒歩3分西鉄バス
築年数 平成15年3月(2003年)
お部屋 3階建て/全14戸 /1LDK40.0㎡
電 話 092-734-2321
物件情報

ウイングコート天神南

住 所 福岡市中央区春吉2-1-11
アクセス 地下鉄七隈線「渡辺通」駅徒歩8分
築年数 昭和55年(1980年)
お部屋 4階建て/全10戸/2DK〜2LDK
電 話 092-734-2321